小川彩佳アナ 結婚、出産後のキャスター業で感じる“もどかしさ”「悔しさずっとある」

[ 2021年1月30日 09:18 ]

小川彩佳アナ
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 フリーアナウンサーの小川彩佳(35)が30日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)にゲスト出演。子育てしながらのキャスター業について葛藤を明かす場面があった。

 19年4月にテレビ朝日を退社し、同年6月にTBS「NEWS23」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)のメーンキャスターに就任。翌20年7月29日に第1子出産。同10月19日に番組に復帰している。

 小川アナは「妊娠前とか、独身時代のように、100%仕事に無我夢中になれないもどかしさがずっとある。そこにまだ折り合いが付けられていない状態なんです」と告白。取材などに出向くことも難しい状況が続いていることもあり、「もっと勉強しなければならないことがありますし、発信する以上、現場を踏んだり、当事者にお話をうかがったりとか、そうしたことを積み上げていかないと、責任ある言葉を放てないなと思った時に、その時間は足りないなという悔しさはずっとある」と明かした。

 すると、この言葉に、MCの阿川佐和子(67)も「それは…あるんですよ」。自身も同局の報道番組「筑紫哲也のニュース23」で1年半サブキャスターを務めるなど報道キャスターの経験があることから「ずっとスタジオにいると、取材していない人間が何を言えるんだ、という(思いがある)。筑紫哲也さんとかはジャーナリストの経験をしたうえで、デスクワークをしているんだと。私は『続いてコマーシャルです』からデビューしましたから」と苦笑。「何もやってないぞ、っていう。『コマーシャルのあとは気になるロシアの問題について』って(言っても)、気になるってほど、お前はわかってるのかって。自分に問答してましたよ」と共感しつつ、「それは今はしょうがないでしょ。赤ちゃんいるし」と理解を示した。

 小川アナもその話にうなずきつつ「そうなんですよね。そうなんです」。そんな小川アナの姿を番組に誘ったプロデューサーはどう言っているのか?と聞かれると、小川アナは「プロデューサーは代わってしまったんです」と、すでにプロデューサーが交代していることを明かし、苦笑した。

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2021年1月30日のニュース