【今夜1月17日の麒麟がくる】第41話 光秀、平蜘蛛めぐる調略を秀吉に詰問!義昭は“打倒信長”指示

[ 2021年1月17日 08:00 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」第41話。明智光秀(長谷川博己・右)(C)NHK
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 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)は17日、第41話「月にのぼる者」が放送される。最終回(第44話、2月7日予定)まで残り4回となった。

 大坂本願寺、丹波と、終わりの見えない戦に追われる光秀(長谷川)。追放された将軍・義昭(滝藤賢一)は、諸国の大名に対し「信長(染谷将太)を倒し、幕府を再興せよ」と御内書を送り続けており、事態は混迷を極めていた。秀吉(佐々木蔵之介)が光秀を訪ねる。光秀は自分に密偵をはべらせ、行方不明の名茶器「平蜘蛛(平雲)」を隠し持っていることを信長に報告し、さも裏切ったかのように仕向けた調略について秀吉を問いただす。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(75)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 若き明智光秀(長谷川)織田信長(染谷)斎藤道三(本木雅弘)今川義元(片岡愛之助)、そして豊臣秀吉(佐々木)徳川家康(風間俊介)が所狭しと駆け巡る――。戦国初期の群雄割拠の戦乱の中、各地の英傑たちが天下を狙い、命を懸け、愛を懸けて戦う戦国時代のビギニングにして「一大叙事詩」となる。

 語りは歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)。音楽は映画「キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV」などで知られる米作曲家ジョン・グラム氏。

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