カンニング竹山 清原和博氏の球界復帰に社会の変化訴え「戻れる社会を作っていかなきゃ」

[ 2020年12月9日 12:51 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレントのカンニング竹山(49)が9日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演し、薬物依存との闘いを続ける元プロ野球選手の清原和博氏(53)にエールを送った。

 今年6月に執行猶予が明けた清原氏は同番組のインタビューに応じ、「明けた喜びが半分、苦しさ半分という感じです」と、依存症との苦しい闘いが続いていることを赤裸々に告白。また「自分は何も変わってないんですけど、自分の周りの方々とか、『やっと明けたね』って言うことで、変なプレッシャーをすごく感じた」とも語った。

 竹山は以前、薬物リハビリ施設「ダルク」を長期間、取材したことがあるという。苦しさを素直に明かした清原氏の言葉に、竹山は「清原さんもその気持ちは素直な気持ちだったと思う。1日1日を生きていくというやり方しかない」とコメント。「清原さんは絶対に野球界に絶対、戻って欲しいんですよね。戻れるという社会を我々も作っていかなきゃいけないし、『薬物をやってたからダメだ』ってなるだけだったら、その人の人生は終わってしまう」と、再出発の場や受け皿を用意できる社会の寛容性が必要だと訴えた。

 さらに「いつかどこかの球団のユニホームを着て、グラウンドに帰ってきて、まかり間違って監督なんかになっちゃって、清原監督を胴上げなんてなったりしたら、そういう社会は理想の社会。号泣しますよね」と、理想を熱く語っていた。

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2020年12月9日のニュース