LiSA×Uru×Ayase、“今が旬”のコラボ曲が誕生 ソニーCMに起用

[ 2020年10月27日 04:00 ]

Ayaseが書き下ろした「再会」を向かい合って一発撮りで歌うLiSA(左)とUru
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 映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌「炎(ほむら)」が2週連続でオリコンチャート1位を記録したLiSA(33)と旬のプロデューサー、歌手によるコラボ曲が誕生した。

 昨年12月に配信されたシングル「夜に駆ける」が大ヒット中のYOASOBIの男性メンバー、Ayase(26)が作詞、作曲、編曲した「再会」。これをTBSドラマ「テセウスの船」(1~3月放送)の主題歌「あなたがいることで」で知られる女性シンガーのUru(年齢非公表)とLiSAが歌った。

 Aメロ、Bメロは2人が掛け合い、♪降りしきる雪が積もるように…と入っていくサビでLiSAが力強く、Uruが優しく歌声を重ね合わせるミディアムバラード。歌詞の美しい情景描写と心地良いメロディーラインは、Ayaseの音楽プロデューサーとしての才能を感じさせる楽曲に仕上がっている。

 アーティスト名は「LiSA×Uru×Ayase」。3人は同じソニー・ミュージックレーベルズ所属で、「再会」はソニー製のヘッドホン「1000X」シリーズのCMソングに起用され、27日からウェブCMでオンエアされる。発売は未定。LiSAは11年のメジャーデビュー後、撮り下ろしのCMに出演するのは初めてとなる。

 LiSAとUruはCMの映像用に一発撮りでも歌った。その全編は今後、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で公開される。

 LiSAは「Ayaseさんらしい切ないメロディーに、Uruさんの温かく包み込む声に重ねる自分の声を模索しながら、3人のコラボレーションが味わっていただける楽曲になりました」と手応えを語る。新時代を代表するコラボだけに発売を望む声が相次ぎそうだ。

 ◆Uru(ウル)生年月日、出身地などプロフィールは全て非公表。13年からYouTubeでカバー動画の公開を始め、16年にシングル「星の中の君」でメジャーデビュー。3月発売のアルバム「オリオンブルー」はオリコンチャートで自己最高の4位に。

 ◆Ayase(あやせ)1994年(平6)4月4日生まれ、山口県出身の26歳。音声合成ソフトで制作した楽曲を18年からYouTubeで投稿開始。女性歌手のikuraと組んだYOASOBIのデビュー曲「夜に駆ける」(昨年12月配信開始)が大ヒット。

 ◆LiSA(リサ)1987年(昭62)6月24日生まれ、岐阜県出身の33歳。11年、ミニアルバム「Letters to U」でメジャーデビュー。アニメ「鬼滅の刃」の主題歌で昨年7月発売の「紅蓮華」が大ヒット。同年、NHK紅白歌合戦に初出場。


《「トイレの神様」植村花菜以来の2週連続首位》「炎」が最新11月2日付のオリコンチャートで1位を獲得することが26日、確定した。2週連続のシングルチャート首位は、女性では11年1月の植村花菜(37)の「トイレの神様」以来、9年10カ月ぶり。先週のチャートでは、14日に同時発売したアルバム「LEO―NiNE」とともにダブル1位を記録し、女性では宇多田ヒカル(37)以来、16年半ぶりの快挙となっていた。

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