元財務省官僚の山口真由氏 5万円の定額給付案に「財務省は反対すると思いますけれども…」

[ 2020年10月15日 16:02 ]

TBS社屋
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 元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授が15日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。自民党の長島昭久衆院議員らが菅義偉首相に国民一律5万円の定額給付金支給を盛り込んだ40兆円規模の追加経済対策を要望したことについて言及した。

 長島氏らの要望について、加藤勝信官房長官は15日の記者会見で「経済情勢や感染症の状況をしっかり見ながら、必要があれば臨機応変に対応していきたい」と述べた。

 山口氏は「財務省はもちろん5万円給付に反対すると思いますけれども、世界的にみてベーシックインカムに向けた動きというのがある」と指摘。その上で、「今、予行演習みたいなことが世界中で行われていて、国民全員に現金を配るとして、そのインフラを整備していきましょう、それに並行してダボス会議とかに極めて近い方々からベーシックインカムという言葉を出しているという大きな流れがあるので、財務省も抵抗しきれずに、これは1つの予行演習の形になって、そっちの方向に流れていくんだろうな、と私は見ています」と自らの見解を述べた。石井亮次アナウンサー(43)が「そうすると5万円の可能性は極めて高い?と聞くと、「私はそう思っています」と話した。

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2020年10月15日のニュース