郷ひろみ、筒美さん死去に深い悲しみ「郷ひろみを創ってくれた人が、また一人…」

[ 2020年10月13日 05:30 ]

作曲家・筒美京平さん死去

郷ひろみ
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 筒美さんの楽曲でスターとして羽ばたいた歌手・郷ひろみ(64)らの間にも深い悲しみが広がった。郷は1972年に筒美さん作曲の「男の子女の子」でデビュー。それだけに「郷ひろみを創(つく)ってくれた人が、また一人この世を去った。とても残念なことです」と悔やんだ。

 同曲はオリコンチャート8位でトップ10入りを果たし、同年末の日本レコード大賞新人賞を受賞。74年には筒美さん作曲の「よろしく哀愁」で自身初のオリコンチャート1位を獲得し、スターの仲間入りを果たしただけに「京平先生には心から感謝しています」と追悼した。

 80年のソロデビュー曲「スニーカーぶる~す」、翌81年の「ギンギラギンにさりげなく」など、数々のヒット曲を提供された近藤真彦(56)は「今、僕がこうして歌い続けていられるのは、紛れもなく京平先生のおかげです」と感謝した。

 「スニーカー…」はデビュー曲にしてミリオンセラー、自身最大のヒット曲となった。その当時を「京平先生のご自宅で、先生のピアノの音に合わせて発声練習をしたのが僕の歌手の始まりでした」と回想。同じスポーツジムに通っていたといい「10年以上前になりますが、よくジムのロッカールームで声を掛けていただきました。その時の優しい笑顔は今でも忘れられません」としのんだ。

 「魅せられて」で79年の日本レコード大賞を受賞したジュディ・オング(70)は「筒美先生は歌手としての私を目覚めさせてくれた恩人です」と感謝。「これからも、頂いた曲を大切に、心を込めて歌い続けていきます」と誓った。

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2020年10月13日のニュース