食い道楽&着道楽だった筒美京平さん、分野問わず新しいものに興味

[ 2020年10月13日 05:30 ]

作曲家・筒美京平さん死去

筒美京平さん
Photo By 共同

 筒美さんは幼少期からピアノを学び、青学大在学中はジャズバンドで活躍。家が米大使館に近く、大使館の米国人がレコードを持ってたびたび遊びに来たことが、後の作曲スタイルの素地となった。

 取材など表にはほとんど出ない半面、人と会うのは好きだった。最新の売れっ子歌手と会いたがるなど、分野を問わず新しいものに興味を持った。若手の意見も柔軟に取り入れていたという。酒を好み「都内の高級ホテルで、いろんな人と酒を酌み交わしながら会話することで、曲作りの糸口にしていた」と関係者は話す。私生活では食い道楽、着道楽。園芸を生涯の趣味としていた。

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2020年10月13日のニュース