生島翔 東出昌大主演舞台で“一人3役”奮闘 振付師の通訳も…「withコロナでの稽古風景だな」

[ 2020年10月13日 19:20 ]

ダンサーと俳優に加え、イスラエルにいる振付師エラ・ホチルドの通訳もつとめた生島翔
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 俳優でダンサーの生島翔(35)が、東出昌大(32)主演の舞台「人類史」(KAAT神奈川芸術劇場、23日から)で“一人3役”に挑戦している。

 人類200万年の歴史を、芝居とダンスで一挙に描く話題作。生島は第1幕ではダンスムーブメントで他の出演者を引っ張り、2幕は歴史学者オーラン役で登場する。

 ダンサーと俳優の2役をこなしているが実は稽古が始まった当初、振付師と出演者との間の通訳という3役目も務めていた。

 新型コロナの影響で世界的に有名なイスラエル在住の振付師でダンサーのエラ・ホチルドが来日できなくなり、以前から面識があり英語がたん能な生島が通訳をつとめることになった。

 稽古場の真ん中に巨大なモニターを置き、エラの英語の指示を生島が即座に訳し出演者に伝達。逆に日本側の質問を英訳してエラに伝えるという重要な役だった。

 「今までの舞台とは全く違うやり方で進んでいるので、withコロナでの稽古風景だなと思いました。コロナで舞台の中止が続く中、人前で舞台に立てる喜びをみんな感じていて、熱がすごいです」と生島。

 主演の東出とは過去に映画「関ヶ原」とNHKのドラマ「ピュア!~一日アイドル所長の事件簿」で共演し、気心も知れている。

 兄・生島勇輝(36)が「仮面ライダーセイバー」で史上初の子連れライダー・バスター役として活躍していることにも、刺激を受けた。「周りのライダーはみんなキラキラのイケメンなのに、一人だけ癒し系で人の良さが出ている」と感想。

 「みんな一丸となって、コロナと向き合って頑張っています。人類史200万年を描く壮大なストーリーです。今のコロナ時代だからこそ、どうやって今、ボクたちがたどり着いたのか。今までに見たことのない作品に仕上がっていますので、ぜひ見て頂きたいです」と呼び掛けている。

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2020年10月13日のニュース