YOSHIKI 新型コロナウイルスのPCR検査受けていた 「いくつか撮影があった」ため自主的に

[ 2020年8月27日 17:55 ]

オンラインで会見するYOSHIKI
Photo By 提供写真

 X JAPANのYOSHIKIが27日午後3時30分すぎ、「緊急オンライン記者会見」を開き、あす28日の新曲リリースなど本格的な始動をアピールした。

 記者会見は昨年11月以来。首にストールを巻き、サングラスに黒いジャケット姿。新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大して以降は「僕はロサンゼルスにいます。約6カ月間1人です」といい、「外食もせずに結構寂しい生活です」と本音も。PCR検査について「自分も受けましたし、検査した人としか接触していないです。もちろん飛行機も乗ってないです。試練の生活を続けています」。検査は自主的にドライブスルー方式で受けたという。

 「最初の3カ月くらいはレコーディングスタジオに行ってなかった」と振り返り、最近は「いくつか撮影があった」と報告。「現場に来る方は何百名だろうな、(PCR)検査を全員してもらいました。1000万円以上使いました、それだけで」と感染予防も徹底している様子だ。

 新曲は「St.Vincent featuring Yoshiki」の名義で、米国女性歌手セイント・ヴィンセント(37)と初コラボレーション。「NEW YORK FEATURING YOSHIKI」のタイトルで各国の午前0時から発売する。

 「この時代だからという曲ではない。僕はいつも100年、200年残る曲を作りたいと思っているので。ただエンターテイナーなので人を救う立場だと思っているので、希望を与える立場に徹したい」と力強く宣言。「これから毎週何かの発表があるかと思う」と別のオンライン会見も予告した反面、「こういうシングルの発売を前日に発表するって言うのは時代の流れなの!?」とスタッフに問いかける場面もあった。

 一方、米国で人種間のトラブルが相次いでいることには、「僕はジャパニーズでアジア人としてこちらにいるので、ある種のマイノリティー。でも音楽業界に身を置いているので人種差別を受けたことがたぶんない。鈍感なのか、あんまり嫌な思いをしたことがない」と強調。

 ただ、人種差別やそれがきっかけの暴動には胸を痛めており、アーティストとして「人種間の調和、力になれればなと、いつも思っています。一つの使命かもしれないですね」と真摯に語った。

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2020年8月27日のニュース