「らくごのお時間」米朝落語の魅力 ざこば、南光、米團治が「しびれた」フレーズ

[ 2020年8月21日 11:39 ]

MBSテレビ「らくごのお時間 放送100回SP」に登場した(左から)福島暢啓アナウンサー、月亭八光、桂ざこば、桂南光、桂米團治、小佐田定雄氏
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 MBSテレビ「らくごのお時間 放送100回SP」の23日放送は「人間国宝・桂米朝の落語を味わう」(前5・40)。2015年3月に89歳で亡くなった桂米朝さんの落語を米朝一門の桂ざこば(72)、桂南光(68)、桂米團治(61)、月亭八光(43)らが振り返る。解説は落語作家の小佐田定雄氏(68)。案内役はMBS・福島暢啓アナウンサー(33)。

 13年10月にスタートして7月に放送100回を迎えた「らくごのお時間」。特別企画「落語の神様を知れば落語がもっと面白くなる」で、人間国宝・桂米朝の落語を振り返る。

 今回は米朝一門の落語家に聞いた「米朝落語 このフレーズにしびれた!」編。数ある米朝落語の中で「しびれた」「唸った!」という“フレーズ”に特化し、米朝一門の落語家に一斉アンケートを実施。MBSに残る110本の貴重な桂米朝さんのアーカイブ落語映像を交え、ざこば、南光、米團治、八光が桂米朝さんのスゴさを語り尽くし、落語の奥深さをたっぷり紹介する。また、落語作家・小佐田氏が「落語の最大の魅力」と語る「フレーズ」を入り口にしながら、米朝落語の魅力を解説し、これまで以上に幅が広がる落語の楽しみ方を伝える。

 ざこば、南光、米團治がそれぞれ選んだフレーズを福島アナが発表。ざこばは「ほんの短い言葉の中に、ある情景がくっきりと目に浮かぶ」というフレーズ、南光は「たった一度で、演目の登場人物の人柄や暮らし方までも表している」というフレーズを選んだ。米團治は「びっくりするような強烈なツッコミ」だというひと言を挙げるが、南光がそのフレーズにまつわる米朝さんの爆笑エピソードを披露する。

 米朝一門落語家の一斉アンケートでは、回答の中から小佐田氏が「心にしみるフレーズ」に絞って厳選。回答した落語家が熱く語るVTRのコメントからも、米朝さんの様々な魅力や人柄が浮かび上がってくる。

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2020年8月21日のニュース