大山VS升田、谷川VS羽生…ライバルの存在が実力伸ばす 藤井2冠の“令和の名勝負”に期待

[ 2020年8月21日 05:30 ]

第61期王位戦第4局2日目 ( 2020年8月20日    福岡市大濠公園能楽堂 )

1968年、第27期将棋の名人戦で対局する挑戦者の升田幸三九段(左)と大山康晴名人
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8タイトル保持者の歴史を見ると、棋界のレジェンドたちの存在が一目瞭然。そこには素晴らしい好敵手がいた。名勝負「高野山の決戦」で知られる大山康晴―升田幸三。第5期王将戦で升田が名人の大山を指し込み、香落ち番でも勝った一番は伝説だ。中原誠―米長邦雄も昭和を代表するライバル。平成は谷川浩司―羽生善治のつばぜり合いにファンが熱狂した。

 藤井2冠による“令和の名勝負”に期待が集まる。

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