岡田准一vs堤真一が実現 「ザ・ファブル」第2弾 スタントなし 岡田の過激アクションも必見

[ 2020年8月19日 06:00 ]

映画「ザ・ファブル」第2弾に出演する(上段左から)岡田准一、木村文乃、山本美月、(中段同)堤真一、平手友理奈、安藤政信、(下段同)佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市
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 昨年公開され大ヒットしたV6岡田准一(39)主演のアクション映画「ザ・ファブル」の第2弾が製作される。来年公開予定で、前作から木村文乃(32)や佐藤浩市(59)らのメインキャストが続投。新たに堤真一(56)が出演し、悪役として主人公の前に立ちはだかる。

 人気コミックが原作で、前作は岡田演じる殺し屋ファブルが一般人の暮らしをするべく奮闘しながら、悪に立ち向かっていく物語だった。今作は、ある少女との出会いから、再びファブルの周囲で大騒動が起こる。堤が演じる敵役は、善人と極悪人という二面性を持つ男。堤が「ここまで振り切った悪党の役をやったことはない」というほどの悪党だ。

 岡田と堤は、07年に放送されたフジテレビの連続ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」で共演。テロリストと戦う警察官の上司と部下を演じた。迫真のアクションが高く評価された同作は深夜ドラマ歴代最高の視聴率を記録。劇場版も2作が公開され、計40億円の興行収入を叩き出した。

 「理想の上司と部下」とも言われたイケメンコンビが、今作では打って変わって激しい戦いを見せる。共演は16年公開の映画「海賊とよばれた男」以来、5年ぶりで、岡田は「堤さんの出演にご縁を感じうれしく思っています」と喜んだ。他の新キャストとして平手友梨奈(19)、安藤政信(45)を迎える。

 また、第1弾を上回る激しいアクションシーンも見もの。岡田も初期構想の段階から携わり、半年以上の時間を費やし準備を行ってきた。作品では廃屋となったマンション1棟を使った大規模な撮影を敢行。岡田は猛スピードで暴走する車にスタントなしで張り付くという、こん身のアクションにも挑戦した。岡田は「現代物の日本エンタメアクションの枠を広げる良い映像が撮れている」と自信を見せた。

 ▼映画「ザ・ファブル」 昨年9月に公開され、累計130万人以上を動員。原作は累計発行部数750万部突破の南勝久氏の同名漫画。主人公は裏社会で「ファブル」と呼ばれる、狙った相手は6秒以内で必ず仕留める伝説の殺し屋。ある日、殺し屋としての育ての親であるボスに「1年間誰も殺さず暮らせ」と命じられ、相棒のヨウコとともに一般人としての生活を始める。だが周囲で不穏な動きがあり、再びファブルは活動 を始めるという物語。

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2020年8月19日のニュース