坂上忍 クラスター発生舞台に「主催者の方が憎まれ役になってでもルールづくりしてたら」

[ 2020年7月20日 13:36 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(53)が20日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)で、新型コロナウイルスのクラスターが発生した舞台「THE★JINRO―イケメン人狼アイドルは誰だ!!―」の対応に疑問を呈した。

 舞台を巡る感染者はこの日までに1都9県107人で、濃厚接触者は出演陣も含めて約850人。坂上は「結果的に全国に広がって行ってしまうんだっていうのを改めて実感して、怖くなっちゃったんですけどね」と語った。

 感染で入院していた主演俳優の山本裕典(32)がSNSで退院報告した際に、謝罪コメントを出したことについて坂上は「この問題を演者に謝罪させていいのだろうかという問題もあるかと思うんですけど」と指摘。

 「何でもかんでも会見すればいいとは思わないんだけど。これ、でも主催者側、もうちょっとなんかね、表へ出てきて事情説明とかできないものですかね」と主催者側の対応に首を傾げた。

 ただ、「僕が山本君の立場になった時に謝らないのかなと思ったら、やっぱり謝らざるを得ない部分もあると思うんだよ。誰に対してじゃなくて。ご心配した人、そのつもりはなかったけどご迷惑をかけてしまった人がいるとするならば、それはもう謝らざるを得ないじゃないですか」とも。

 出演者へのルール決めに「漏れ」があったとみており、「ガイドラインに沿ってやっても、舞台やっている人たちにしか分からない部分もあるわけじゃない。入り待ち、出待ち、楽屋見舞いもファンサービスも禁止ですよとやって批判がいかないように主催者の方が憎まれ役になってでもルールづくりをしてたら、ここまでにはならなかったのかなという気がしちゃうんだけど」と話した。

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2020年7月20日のニュース