ホラン千秋 同事務所・三浦春馬さんにささぐ異例の3分コメント、涙浮かべ「ダイヤモンドみたいな人」

[ 2020年7月20日 19:22 ]

タレントのホラン千秋
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 タレントでキャスターのホラン千秋(31)が20日、レギュラー出演するTBS系ニュース番組「Nスタ」(月~金曜後3・49)で、同じ事務所所属で18日に死去した俳優・三浦春馬さん(享年30)への思いを涙ながらに語った。

 三浦さんの死を伝えるニュースの中で、井上貴博アナウンサー(35)から「ホランさんは三浦さんと同じ事務所でした」と話を振られると、ホランは「彼は年(学年)は2つ下だったんですけど、同世代で頑張っている人たちがたくさんいた中で、いち早く世の中で輝き始めたスターだったなと、今、10代のころを思い出しても思います」と、時折声を詰まらせながらコメントした。

 役者として切磋琢磨(せっさたくま)する三浦さんの姿と、普段の姿を思い浮かべながら、「普段の彼はダイヤモンドみたいな人だったんですよね」と表現。「まぶしいくらい好青年で、皆さんがよく画面で見る屈託のない笑顔で笑っていて、仕事に対しても人に対しても、誠意をもって接する人でした。舞台を見ればその多才さに圧倒されましたし、画面を見れば作品の中で唯一無二の輝きを放っていたし、本当に本当にリスペクトしかなかった」と敬意を口にした。

 時折うつむいたり、何度も涙声になりながらも、「『将来有望だったのに』とか、『才能があったのにもったいない』とか、そういうものは超越していて、仲間として一緒に頑張ってきた三浦春馬という命を失ったことが、とてもとても残念です」と言葉を続けた。

 約3分間、ニュース番組のコメントとしては異例の長さで、三浦さんへの思いを語った。「悲しいですし、まださよならはたぶん言えないんじゃないかなという気持ちでいると思います」。最後に「私たちを引っ張ってきてくれてありがとう。春馬さんの輝きというのは、作品を見た皆さんの心の中で、そして春馬君の背中を見て頑張ってきた私たちの心の中でずっと輝き続けているよってというのを、天に向けて伝えたいなと思います」と、三浦さんに呼びかけるような感謝の言葉で締めくくった。

 三浦さんは18日午後、東京・港区の自宅で首をつっているところを発見され、搬送先の病院で午後2時10分に死亡が確認された。親族によって密葬が執り行われたことを、所属事務所がこの日、発表した。

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2020年7月20日のニュース