藤井聡太七段 最年少タイトルなるか 黒い羽織に白着物で登場 棋聖戦第4局開始

[ 2020年7月16日 09:11 ]

大阪市の関西将棋会館で午前9時に始まった第91期棋聖戦5番勝負第4局に挑む渡辺明棋聖(右)と挑戦者のに藤井聡太七段(提供・日本将棋連盟)
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 渡辺明棋聖(36)に藤井聡太七段(17)が挑む将棋の第91期棋聖戦5番勝負第4局が16日、大阪市の関西将棋会館で午前9時に始まった。   

 これまでのシリーズ成績は藤井の2勝1敗。藤井が本局を勝てば17歳11カ月でのタイトル獲得になり、史上最年少戴冠の新記録となる。逆に渡辺が勝てばともに2勝2敗となり、21日に東京都渋谷区の将棋会館で指される最終第5局で新棋聖誕生か防衛が決まることになる。

 先に入室した藤井はこの日も和服を着用。黒い薄手の羽織に白い着物という、涼しげな出で立ちで盤に向かった。

 立会人は桐山清澄九段。先手は渡辺で、持ち時間は各4時間。60分間の昼食休憩を含め、持ち時間を使い切る場合は午後7時過ぎの終局となる。

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