“ゴゴスマ”石井亮次アナがフジ進出 4月フリー転身後、他局初司会 「放送界のオグリになる」

[ 2020年7月13日 05:00 ]

フジテレビ「サンドと石井と知りすぎた芸人たちの会!」に出演する石井亮次アナウンサー(中央)とサンドウィッチマン
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 TBS系情報番組「ゴゴスマ~GO GO!Smile!~」(月~金後1・55)で司会を務めるフリーの石井亮次アナウンサー(43)が、8月1日に放送されるフジテレビのバラエティー特番「サンドと石井と知りすぎた芸人たちの会!」(後1・30)で司会を担当する。

 今年3月末で名古屋のCBCテレビを退局。4月にフリー転身後、初の他局での司会となる。冠番組も初めてで、芸人とバラエティーで司会をするのも初めてという“初尽くし”。「この番組に人生懸けています」と並々ならぬ覚悟で収録に臨んだ。

 番組は“あるジャンルを知りすぎている”新世代の芸人たちが独自の最新情報をプレゼンするもの。石井アナは、共同司会のサンドウィッチマンと番組を仕切った。

 実は石井アナはフジテレビとは深い縁がある。2012年に“埋もれている芸能人”を発掘する同局の深夜番組「うもれびと」に出演。そこで強い印象を残したことでCBC内での評価が高まり、翌13年に「ゴゴスマ」に抜てきされ、現在のブレークにつながった。「8年でここ(フジテレビ)に帰って来られた。感慨深い思いでいっぱいです」としみじみと語った。

 フリー転身後の変化について「収録前にいろいろな種類のお茶、お水や弁当があってびっくりしました」と待遇が向上したことを明かした。「(CBCの)社員の時は、車を使えなかったので、今は軽自動車で出勤しています」とも話した。

 「地方で磨かれた勝負勘を中央でどれだけ見せられるか。放送界のオグリキャップになりたいです!」。CBCと同じ中部地区の笠松競馬出身で、中央競馬に移籍しGI4勝を挙げた伝説の名馬のように活躍することを宣言した。

 ◆石井 亮次(いしい・りょうじ)1977年(昭52)3月27日生まれ、大阪府出身の43歳。同志社大卒業後、00年にCBCテレビ入社。09年に「家族記念日」のナレーションで、日本民間放送連盟賞最優秀賞を受賞した。13年4月から、名古屋ローカルとして始まった「ゴゴスマ」の司会を担当。20年3月に同局を退社。1メートル81。血液型O。

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