古市憲寿氏 マイナンバーカード取得率低迷「個人情報を国家に預けたくないのが日本の特殊性」

[ 2020年6月24日 13:04 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が24日、フジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演。政府が23日にマイナンバーカードと運転免許証の一体化を検討すると明らかにしたことについてコメントした。

 マイナンバーカードの取得率は低迷しており、用途拡大や利便性向上を図ることで保有者を増やし、行政のオンライン化を促進する狙いで、実現までの工程表を年内に策定する方針。一体化の詳細は今後検討するとしているが、マイナンバーカードの機能をスマートフォンと連携させることも検討課題の一つとなる。

 古市氏は「例えばグーグルとか使っている人は検索履歴、自分の趣味とかし好を全部グーグルっていう民間企業が知っている。オンラインバンクとか使っている人はスマートフォンでお金のやりとりもできる。そういうふうに民間企業にいろんな個人情報をみんなが預けている」とし、「でも国家に対しては預けたくないっていうのが日本の特殊性っていうか、国のことをみんなが信頼していないってこと」と話した。

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