NHK大阪局長会見 次期朝ドラ「おちょやん」今月22日の週から収録再開

[ 2020年6月11日 16:36 ]

NHK連続テレビ小説「おちょやん」のヒロインを務める杉咲花(撮影・西尾 大助)
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 NHK大阪放送局の有吉伸人局長は11日、定例の局長会見で今秋スタートする女優・杉咲花(22)主演の連続テレビ小説「おちょやん」の収録について「6月22日の週から収録を再開する」と説明した。

 同番組は4月2日にクランクインし、6日まで1日の休みを挟んで4日間、大阪府下でロケを行ったが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発出のため、7日以降の収録を見合わせてきた。主演の杉咲の撮影開始日程は未定で、当面は子役時代の撮影を優先する。また、6月27日まで放送し、その後一時中断する「エール」の状況に応じて、9月28日の放送開始日、放送回数なども流動的だ。

 「おちょやん」は戦前から戦後にかけて松竹新喜劇の看板女優として活躍し、「大阪のお母さん」として親しまれた女優・浪花千栄子さんの人生をモデルにした人情物語。脚本はドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」「家政夫のミタゾノ」で知られる八津弘幸(48)が担当する。

 また、中止となった高校野球・夏の地方大会の関西各府県代替大会について、大阪局では「日程、方式等を考慮して、環境が整えば大阪大会の中継を前向きに考える」としている。天候、大会の進捗状況を判断して準決勝、決勝を中継する見込みだ。

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2020年6月11日のニュース