美容アドバイザーの佐伯チズさん死去 76歳 今年3月に筋萎縮性側索硬化症を公表

[ 2020年6月9日 11:26 ]

美容アドバイザーの佐伯チズさん
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 美容アドバイザーの佐伯チズ(さえき・ちず)さんが5日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のため亡くなった。76歳だった。9日、所属事務所が佐伯さんの公式サイトで発表した。

 公式サイトで「弊社所属の美容家・佐伯チズが、2020年6月5日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のため、永眠いたしました」と発表。「2020年3月にALSとの診断を受けて以降、本人の強い意志のもと、美容家として全うすること、佐伯チズらしくあることを第一義に病と向き合ってまいりました。ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とつづった。遺族の意向で、葬儀は親族のみで執り行われた。

 佐伯さんは昨年末から右脚を思うように動かせなくなり、精密検査の結果、ALSと診断されたことを今年3月に公表。自身のブログに掲載した動画で「私はまだ負けない。願えばかなう。決して諦めません」と闘病を誓っていた。

 以下、公式サイトのコメント全文

弊社所属の美容家・佐伯チズが、2020年6月5日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のため、永眠いたしました。
享年76歳でございました。

2020年3月にALSとの診断を受けて以降、本人の強い意志のもと、美容家として全うすること、佐伯チズらしくあることを第一義に病と向き合ってまいりました。
ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。

ご遺族の意向により、葬儀は親族のみで執り行わせていただきました。

「お別れの会」等の実施につきましては、今般の新型コロナウイルスに関連する状況を見極めながら、ご遺族や所属事務所関係者で検討し、決定しましたら別途ご報告させていただきます。

なお、誠に勝手ながら、ご香典、ご供花、ご供物の儀は固くご辞退申し上げます。

関係各社の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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