笠井信輔アナ 生放送での「ステージ4」発言の意図説明「生放送は難しい…忸怩たる思いでいます」

[ 2020年6月9日 17:15 ]

笠井信輔アナウンサー
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 元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(57)が8日、自身のブログを更新。この日出演したフジテレビの「とくダネ!」での「ステージ4」発言の真意を説明した。

 笠井アナは「治療をしているみなさまへ」とのタイトルで、まずは「私の悪性リンパ腫『完全寛解』と言う診断結果を受けて、今日フジテレビの『とくダネ!』で、私の入院生活の放送をしていただきました」とあらためて番組出演を報告した。

 そのうえで「今日は私の母の想いにスポットが当てられたVTRだったのですが、スタジオ部分で、『最初の診断は「ステージ4」で、ショックを受けてほしくなかったので母親には内緒にしていた』と言う話をしました」と発言に触れ、「内臓がんの場合のステージは5段階ありますが、悪性リンパ腫(血液のがん)の場合、ステージは4段階です。つまり私は最高レベルの進行度だったのです。悪性リンパ腫の場合は横隔膜を境に上下片方だけに病変が見られる場合『ステージ1か2』横隔膜を境に上下両方に病変が見られる場合を『ステージ3か4』とみなすそうです。私の場合は全身にがんが散らばっていたので「ステージ4」と言う診断となったのでした」と説明した。

 「しかし・・・生放送と言うものは、難しいです…今日、改めてそう感じて、忸怩たる思いでいます。じつはあまり時間がなかったので、詳しい説明はせずに 私はまとめてこのようにリモート中継で発言したのです」と笠井アナ。「『周りの人たちに絶望させてはいけない、絶対に治るという気持ちでいたので、このステージ4というのは、いわゆる内臓がんとは違うステージ4なので絶対に負けない、そんな気持ちで内緒にしてきました』と話したのでした。私としては、【内臓系のがんは、ステージ4は最高ランクではないけれども、悪性リンパ腫では違う数え方をしていて ステージ4は最高ランク。でも一番大変なランクと言われても絶対に負けないつもりだから、母を絶望させないように内緒にしていた】と言いたかったのです」と発言の意図を説明した。

 続けて「それを慌ててまとめて言ってしまったために、聞きようによっては、『内臓系のステージ4とは違って、悪性リンパ腫のステージ4は助かるから、頑張れた』と、そんなふうに捉えた方もいらしたようです。当然ですが、そんなことはありません!」と弁明。「現在ステージ4、5と診断され、もし今日の放送を見て不快に思ったり、不安に思ってしまった方がいたとしたら、それは本意ではありません、本当にごめんなさい。大変申し訳なく思います」と闘病中の人々に謝罪した。

 「どのステージでも『絶対に負けない!』と頑張り、見事に克服して社会復帰している方々はたくさんいることを私は闘病している間に知ることができましたから…!」とも。「しかし自分も患者側になったことで、わかっていることとして発言を要約してしまったり、ストレートな物言いになってしまうことがあるようです、今後はこうしたことは、本当に気をつけていかなければいけない、と強く思いました」と反省しきり。「それにしても、30年以上やってきても、やはり思うのは、テレビの生放送は難しい ということ。体だけではなく、ちゃんと生放送に対するリハビリもして、伝え手として、ますます精進しなければいけないと、あらためて肝に銘じました」とつづった。

 最後に「がんと闘っている皆さん!」と呼びかけ。「悪性リンパ腫、最高ランクの『ステージ4』を私は今、乗り越えることができました。今の医療は本当に進んでいます。そして今の薬は日進月歩でどんどんどんどん進化しています。ステージ4の中でも予後の悪い、珍しいタイプのがんであった私でしたが先生方の熱心な治療やたくさんのみなさんの応援でここまでこられました。このことは、事実です!そして、私に起きたこの嬉しい事実は、きっとたくさんのみなさまにも起こる事実に違いないと、信じています」と記した。

 笠井アナは8日の生放送で「一番最初の治療を受ける時にステージ4という診断がされました。これを聞いた時は本当に死を覚悟した」と告白。「私は絶対に治るという気持ちでいた。このステージ4というのは、いわゆる内臓がんとは違うステージ4なんで、絶対に負けないという気持ちで内緒にしていました」などと発言していた。

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