「ケイジとケンジ」最終回は9・9% 期間平均も9・9%で“木9”3年ぶり1桁

[ 2020年3月13日 09:04 ]

テレビ朝日「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」完成披露試写会に登場した際の桐谷健太(左)と東出昌大
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 俳優の東出昌大(32)と桐谷健太(40)がダブル主演を務めたテレビ朝日の連続ドラマ「ケイジとケンジ」(木曜後9・00)の最終回(第9話)が12日に放送され、平均視聴率は9・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。全9話の期間平均(全話平均)も9・9%。「ドクターX~外科医・大門未知子~」などを放送してきた同局の看板枠“木9”としては、2017年1月期「就活家族~きっと、うまくいく~」(9・7%、全9話)以来3年ぶりの1桁となった。

 初回は12・0%と好スタートを切ったが、東出が女優の唐田えりか(22)との不倫が原因で、妻で女優の杏(33)と別居していることが明らかになってから初めての放送となった第2話は9・7%にダウン。第3話では一転10・3%と2桁を回復するも、その後は第4話=8・3%、第5話=9・3%、第6話=9・9%、第7話=9・7%、第8話は9・4%と推移した。

 第3話以降は毎回、ネット上で、東出が演じる真島修平のセリフなどが話題に。上司に「おまえ、終わったな」と叱責(しっせき)されるシーンや、「堅実で穏やかな家庭を持ちたい」などという東出のプライベートを想起されるセリフがあるなど注目が集まった。最終話では、特にプライベートをネタにしたものはなくエンディングを迎えた。放送後、ネットには「桐谷さんと東出さんのコンビが良かった」「続編見たい」と作品内容を称える声や「出演者さんたちもスタッフさんたちも皆さんお疲れさま。東出さんもね」「東出、プライベートも頑張れ!」などの声が散見した。

 桐谷が教師から転職した熱血刑事・仲井戸豪太、東出が東大出身のエリート検事・真島修平を演じ、対照的なコンビで難事件に挑むという物語。人気ドラマ「HERO」(フジテレビ)シリーズ、NHK連続テレビ小説「まんぷく」などで知られる福田靖氏が脚本を手掛けた。

 最終回は、横浜桜木署管内で、激しい暴行を受けた身元不明の遺体が発見される。仲井戸豪太(桐谷)は遺体の胸元にある火傷の痕を見て、隠ぺいするためタトゥーを消そうとしたと推測。一方、真島修平(東出)は、第一発見者の証言を基に、ある仮説を立てる。そんな中、勢い余った豪太が“とんだ失態”を演じてしまったことで、修平が怒りを爆発させて…という展開だった。

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2020年3月13日のニュース