元NHK青山祐子アナ 8年ぶりテレビ出演「子供を4人産みまして…」

[ 2020年3月13日 22:00 ]

8年ぶりにテレビ出演した元NHKの青山祐子アナウンサー
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 昨年3月にNHKを退局した青山祐子アナウンサー(47)が13日、BS日テレの報道番組「深層NEWS」(月~金曜後10・00)にコメンテーターとして緊急生出演した。テレビ出演は8年ぶりだが、身を乗り出しながらコメントをする姿にはさすがの存在感を漂わせていた。

 白いジャケット姿で登場した青山アナは笑顔を見せ、右松健太キャスター(41)から「ご無沙汰しております。テレビ出演は8年ぶり…」と声をかけられると「そうなってしまいましたね。子供を4人産みまして、今上の子が8歳で、下の子が3歳。男の子2人、女の子が2人なんですけど、香港に引っ越してしまいましたので、なかなか日本に戻ってくることができなくて。でも、時々帰ってきた時に仕事ができればなあ、と。お呼びいただきましてありがとうございます」と答えた。

 青山アナは1995年にNHK入局。「サタデースポーツ」「サンデースポーツ」、2006年トリノ五輪メインキャスターなどで看板アナとなった。11年1月に医療福祉関連会社役員との結婚。12年1月20日の番組出演を最後に産休を取得。4人の子供を授かったが、一度も現場復帰をすることはなかった。2014年から香港に在住で、WHOがパンデミック宣言を出した新型コロナウイルスが深刻な影響を及ぼしている問題について、香港でも1月の終わりから学校も休みに入ったとし「不安は不安ですけど」としながらも、「今は少し落ち着いてきた感じがあって。今がはサッカー場も使えるようになってきて。その前にちゃんと体温チェックもしますし、香港は厳しいんですよ。日本に帰ってくると、逆にゆるいな、と感じたくらいです」と語った。

 5大会の五輪でキャスターを務めた青山アナだが、新型コロナウイルスで様々な問題が起きている東京五輪の開催については「選手たちは人生を懸けてそこに向けてピークを持ってきている。人によってはその競技時間に合わせている人もいます。やっぱりその時間にやらせてあげたいな、と思います。選手は集中できないですし、関係者の方も落ち着かないですし、かといってオリンピックをやったことによって、たとえ日本が落ち着いたとしても、海外から新型コロナウイルスが入り込んでしまうということになっても良くないし、選手の安全性を考えても、本当に難しいところですね」とし「選手には集中させてあげたい。本当にこのコロナウイルスが早くおさまってほしいと思う」と、大きな身振りを加えながら語った。

 1時間の番組の最後には「あっという間でしたね。もっともっと色々あるんですが…また機会があれば。こんなに早く終わるんでしたっけ?」と語り、「これからも日本で仕事を?」と聞かれると「徐々に…でも、基本、まだ香港に子供がいますし、チャンスがあれば戻ってまいります」と笑顔を見せていた。

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2020年3月13日のニュース