「ウエディング・ベル」がヒット、29歳で急死「Sugar」モーリの謎をメンバー激白

[ 2020年3月13日 20:58 ]

仲良くポーズをとる「Sugar」の(左から)クミ、ミキ、モーリ(1982年3月2日撮影)
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 1980年代の人気ボーカルグループ「Sugar(シュガー)」のメンバーが13日、TBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。“芸能界のタブー”とされた、29歳で亡くなったモーリこと毛利公子さんの死について真相を告白した。

 「Sugar」はリードボーカルでピアノのミキ(笠松美樹)、ギターのクミ(長沢久美子)、リーダーでベース担当のモーリで結成された3人組女性ボーカルグループ。

 1981年にデビュー曲「ウエディング・ベル」を発売。美しいハーモニーと、元カレの結婚式に招かれた女の子の切ない心情を描いた歌詞が話題に。歌詞の中でもモーリが「くたばっちまえ!アーメン」と歌った斬新で過激な表現が注目を集め48万枚のヒット。NHK紅白歌合戦にも出場した。

 3人の明るく自由で飾らないキャラクターが人気で、当時レギュラー番組5本を持つ売れっ子となったが、突然の悲劇がグループを襲う。モーリが29歳の時に急死。笑顔を振りまいていた3人は一転、悲劇のグループに。「くたばっちまえアーメン」と歌っていたのがモーリだったため、モーリの存在は触れてはいけない“芸能界のタブー”のようになってしまい、残されたメンバー2人も表舞台から姿を消した。

 モーリの死から30年、中学の同級生でもあったクミが今回、長年の沈黙を破り、モーリの死の裏側にあった事実を告白した。

 現在59歳のクミは、シングルマザーとして2人の息子を育て上げ、広告デザイン会社に勤務。ミキの近況については「作曲家として活動をしている」と明かした。ミキはモーリの死以来、沈黙を貫いているという。

 クミは27歳で結婚、1児の母となった。翌88年にモーリも会社員男性と結婚し妊娠。出産と子育てに力を注ぐため「Sugar」は一時解散することになる。90年4月5日、夫が海外出張中のモーリとクミはいつものように一緒にランチをしたという。翌6日の夕方頃、クミのもとへモーリから電話があり「陣痛があったの。これから病院に行ってくる」と報告を受けた。いよいよだと心待ちにするクミだったが、その電話から12時間後の7日朝、モーリの妹から電話があり「お姉ちゃんと赤ちゃんが…」。クミは病院に駆けつけたが「モーリはすでに霊安室にいて。これが現実なのかと受け入れがたい状況で…」とクミは涙を流し、当時を振り返った。

 クミが親族から聞いた話によると、モーリは6日の電話のあと、病院で妹と合流したが、診察を受けると「赤ちゃんの心音がない」と医師から衝撃の言葉が。陣痛と思って病院に駆け込んだ時には既におなかの赤ちゃんは息をしていなかったという。通常、出産直前の赤ちゃんが死産の場合、常位胎盤早期剥離や妊娠時高血圧症候群などが考えられるが、現代医学でもおよそ25%は原因不明だという。

 モーリの精神的な落ち込みや母体のことを考え、おなかの子は翌日対処することに。落ち込むモーリを心配した妹が、病院に一晩泊まることになったが、夜中2時頃、そばですすり泣いていたモーリの身体に異変を感じたという。息をしていないことに気づき、慌てて医師に報告。モーリは入院中の産婦人科から別の救急救命病院へ搬送されるも息を引き取ったという。当時、医師も死因が分からない状態で、彼女の死因については病名などさまざまな憶測が流れたものの、関係者が口を閉ざしたため、現在も明らかになっていない。

 モーリの死から30年、クミが沈黙を破った理由を告白。「モーリが亡くなって30年たって、悲しいという否定的な部分が一人歩きしてしまう。死んだという悲しみじゃなく、モーリのことは辛く思わないでほしいなって」と吐露。モーリの歌声を聞いた時に、笑顔のモーリを思い出してほしいというのが願いだと語った。

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