清原和博氏 厚労省主催イベント出席 自助グループ参加で「少しは前に進めた」

[ 2020年3月2日 05:30 ]

イベントに出席した(左から)元NHKアナウンサーの塚本堅一氏、清原和博氏、杉田あきひろ、高知東生氏(撮影・郡司 修)
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 元プロ野球選手の清原和博氏(52)が1日、都内で開かれた厚労省が主催する「依存症の理解を深めるための普及啓発イベント」に出席した。

 16年に覚醒剤事件で逮捕され、現在も薬物依存からの回復途上にある。「僕は依存度が大きかった。副作用でうつ病を発症したり、アルコールを飲んでしまったり。最近も飲んでしまって反省してる」と生々しく明かしつつ、依存者が集まる自助グループに参加したことで「この1年間で少しは前に進めたと思う」と話した。

 この日、大阪では昨年3月5日に他界した母・弘子さんの一周忌法要が営まれた。「僕は命日に大阪に帰ろうと思ってます」とイベント出席を選んだ。

 ≪高知東生氏感謝、ネット作品撮影≫16年に覚醒剤事件で逮捕された元俳優高知東生氏(55)も出席した。俳優復帰について「僕からそんなことは言えない」と控えめ。一方、ネット配信作品の撮影を終えたことを明かし「(オファーは)ありがたいことです」と感謝した。昨年の芸能界は沢尻エリカ(33)ら薬物事件が相次いだ。高知氏は「自助グループにおいで」と呼び掛けた。

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2020年3月2日のニュース