王将戦第3局 両対局者が大盤解説会登場 大田原の将棋ファンへ応援感謝

[ 2020年2月9日 20:07 ]

<王将戦第3局>勝利し対局を振り返る渡辺王将(撮影・沢田 明徳)
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 将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局は9日、栃木県大田原市のホテル花月で2日目の対局が指し継がれ、渡辺明王将=棋王・棋聖との3冠=が145手で広瀬章人八段に勝利。終局後、両対局者は大盤解説会に登壇し、約120人の地元将棋ファンにあいさつした。

 防衛に向けて、2勝1敗とリードした渡辺。一方、2敗目を喫した広瀬は「2日目の昼頃は攻めがつながれば勝ちやすいかなと思っていたが、元々難しかったのかな。自分の王様との兼ね合いで正確に指せなかった」と悔やんだ。

 20、21日に神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われる第4局に向けて、渡辺は「今日のように内容の濃い将棋を指せれば」と意気込んだ。

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