平野レミ 料理愛好家になったのは「和田さんのおかげ」 最期は重箱に好物を詰め、天国へ送り出す

[ 2020年2月6日 11:41 ]

平野レミ
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 料理愛好家でタレントの平野レミ(72)が6日、都内で行われた「クリンスイ2020発表会」に出席した。同発表会は、家庭用浄水器の新製品の紹介とともに、思わず人に伝えたくなるような水についてさまざまな話題や学びを体験できるもので、平野は『料理は水!』をテーマとしたトークショーを行った。

 イベント冒頭で、料理愛好家として活動を始めたきっかけを聞かれた平野は「私、ずっと前に結婚したんだけど、うちの夫…夫がこの間、死んじゃったんですよ」と昨年10月に亡くなった夫でイラストレーターの和田誠さん(享年83)の話を始め、「和田さんと『レミの料理はあと何回食べられるかな』って話になって、(平野の手料理を)何回食べられるか計算したの。そうしたら数千回だったの。本当に少ないの」といい、「和田さんって人は『レミの料理美味しい』って言ってくれて、それで頑張っちゃおうってなっちゃったんですよ。喜んでくれて、それが高じてこんなになったの」と和田さんの影響で料理愛好家になったことを告白。

 最期のときも平野の料理を毎日食べられて幸せだったと感謝されたそうで、「最期は40度の熱が出ちゃって点滴をして、口の中に何も入れられなかったの」と回顧し、「和田さんが死んじゃったときに、重箱に和田さんの好きなものをいっぱいを詰めて、ビールも入れて『和田さん行ってらっしゃい』って言って、(天国に)行っちゃった…」と送り出したことを告白。「和田さんのせいでというか…おかげでこうなったの。和田さんあっての私だと思うね。お料理を『美味しい』って言ってくれると励みになっちゃって、私もどんどんやっちゃったのね。でも、その(美味しい料理の)基本はお水なんですよ!」と水の重要性を強調し、オススメレシピを3点紹介した。

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2020年2月6日のニュース