女子ゴルフ最終戦 平均13・6%、瞬間最高16・1%の高視聴率 鈴木愛&シブコ賞金女王争いで注目

[ 2019年12月2日 11:00 ]

<ツアー選手権リコー杯最終日>18番、ティーショットを放ち笑顔の渋野日向子(撮影・沢田 明徳)
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 鈴木愛(25=セールスフォース)と女子ゴルフの渋野日向子(20=RSK山陽放送)の賞金女王争いで注目を集めた女子ゴルフツアーの今季最終戦「ツアー選手権リコー杯」(後3・00)が1日に日本テレビ系列で放送され、平均13・6%の高視聴率を記録したことが分かった。同数字は、2019年LPGAツアー全中継番組でトップで番組歴代1位だった。

 瞬間最高視聴率は午後4時10分、同11分に記録した16・1%。渋野が18番Hでバーディーを決め、笑顔でホールアウトした場面だった。

 賞金ランク1位の鈴木が通算5アンダーの5位でホールアウト。賞金ランク2位の申ジエ(31=韓国)が7位、同3位の渋野も2位に終わったため、2年ぶりの賞金女王に輝いた。

 ペ・ソンウ(25=韓国)が通算11アンダーで今季2勝目。4打差の2位に古江彩佳(19=フリー)と渋野が入った。渋野は先週の大王製紙エリエール・レディースで今季5勝目(海外含む)を挙げ、賞金ランクトップの鈴木との差を約1511万円にまで詰めた。逆転賞金女王へは単独2位以内に入ることが条件だったが、及ばなかった。

 大会3日目(11月30日後1・30)も同局系列で中継され、平均視聴率9・7%だった。

 日本テレビスポーツ局の脇山浩一プロデュサーは「7勝を挙げた鈴井愛選手、今年大ブレイクを果たした渋野日向子選手と、そして申ジエ選手の三つ巴の賞金女王争い、多くの若手選手の台頭など社会的関心が高まる中、今年の女子ゴルフツアーの集大成であり、選手のひたむきなプレーがこのような高視聴率につながったと思います。今週は男子最終戦、J1カップにも注目です。

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2019年12月2日のニュース