注目される個人視聴率の番組作りへの影響

[ 2019年11月9日 09:30 ]

日本テレビ社屋
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 テレビ局の廊下には、高視聴率を取った番組名と数字が書かれたポスターが張り出されている。先日、取材で東京・汐留の日本テレビに行き、そのポスターを見ると2種類の数字が並んでいた。ひとつが「個人視聴率」の数字で、その横に「世帯視聴率」の数字が添えられていた。

 一般的に発表されているのは世帯視聴率の数字。テレビを所有する世帯ごとに計測するもので、これが長くテレビ番組の指標として用いられてきた。一方、個人視聴率の数字は基本的に非公表。各世帯内の中で誰がどれくらい見たかを示し、性別や年齢別などに細分化したデータも調べることができる。テレビの視聴形態が多様化する中、従来の世帯視聴率では個人への到達率を正確に把握できないとして、テレビ局は広告主との取引指標に個人視聴率を採用し始めている。

 日テレは今年から2種類の数字が並んだポスターを使用。番組に対する評価の基準が個人視聴率へ移行したことの表れだ。この変化が番組作りにどう影響するか、注目したい。

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