「カメ止め」の上田慎一郎監督 新作は148館で封切り「劇場をあふれかえらせたい」

[ 2019年10月19日 17:48 ]

大阪市内で舞台あいさつした(右から)大澤数人、上田慎一郎監督、どんぐり、河野宏紀、津上理奈
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 大ヒット映画「カメラを止めるな!」を手掛けた上田慎一郎監督(35)が19日、大阪市内で劇場長編監督第2作「スペシャルアクターズ」の公開2日目あいさつを行った。

 「カメ止め」はたった2館での公開に始まったが、今回は148館で封切られた。社会現象となった前作に続き、上田監督は「劇場をあふれかえらせたい」と意気込んだ。

 今回も主演の大澤数人(35)をはじめ15人無名役者が出演する。旅館のおかみ役、津上理奈(27)は奈良県出身の現役OL。撮影も、前日18日に都内で行われた初日あいさつも「有給休暇を取って参加した。今年の有給はスペアクだけに使って、もう風邪も引けない状況です」と明かし、笑わせた。女優の道に進むのかを聞かれると、「スペアクはすごく楽しかったですけど、ちょっと考え中です」と話した。

 この舞台あいさつには、カメ止めでブレークした個性派女優どんぐり(59)が応援に駆けつけた。「カメラを止めるな!の時に監督は、“皆が次につながるように書いた”とおっしゃった。なんて優しい人なんやろうと。この作品もキャストそれぞれの次につながるように書かれていると思う」と笑顔。上田監督も「皆の代表作になるようにと思って書いた」とうなずいた。 

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2019年10月19日のニュース