埼玉県の・若田部真紀さん 社会人落語日本一に輝く 女性名人は10年ぶり2人目

[ 2019年9月29日 17:25 ]

「第11回社会人落語日本一決定戦」で優勝した若田部真紀さん(左)と審査委員長の桂文枝
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 「第11回社会人落語日本一決定戦」の決勝戦が29日、大阪・池田市で開催され、埼玉県春日部市在住の会社員・若田部真紀さん(46)が優勝。応募345人の頂点に立ち、賞金50万円と「第11代名人」の称号を手にした。女性名人は10年ぶり2人目。

 侍と町人が両国橋上で争う噺「たがや」を改作したネタ。昨年大流行した映画「ボヘミアンラブゾティ」で再び人気となったクイーンの「We Will Rock You」の曲を取り入れ、観客も手拍子と歌で参加。2年前の決勝では何も賞を取れなかった。「高座でぴょんぴょん跳びはねるネタをやった。敗因を分析して、どうしてもクイーンをやりたかった」と若田部さん。審査委員長の桂文枝(76)を「落語じゃなくてミュージカルみたい」と驚かせた。

 普段は「埼玉県内で5番目に大きな会社でデザインを担当してます」というグラフィックデザイナーが本業。10年前、着物の染色の仕事のために何かやろうと考え、茶道、華道でなく、落語の道を選んだ。三遊亭小遊三(72)の落語教室で勉強し、「参遊亭遊若」の高座名ももらった。いつもはカラオケボックスで練習している。優勝者は来年の大会で“凱旋落語”を披露する役目を与えられており「今から不安。賞金はスキルアップのために使いたい」と語り、「独身です。彼氏募集中と書いておいてください」とニンマリだ。今大会上位4人のうち3人が女性。「女性は非常に稽古熱心。レベルは上がってます」と文枝は総評した。

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