「ジャニーズWEST」桐山照史主演 関西弁ロミオとジュリエット 柄本時生が“ヒロイン”

[ 2019年9月28日 05:30 ]

舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」に出演する柄本時生(左)と「ジャニースWEST」の桐山照史
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 ジャニーズWESTの桐山照史(30)が、舞台「泣くロミオと怒(いか)るジュリエット」で主演する。シェークスピアの名作「ロミオとジュリエット」を大胆にアレンジした作品。桐山がロミオ役、俳優の柄本時生(29)がジュリエット役を演じる。

 関西出身メンバーで構成されるジャニーズWESTは、明るいトークと掛け合いでバラエティー番組などで活躍中。中でも桐山は、15年のNHK連続テレビ小説「あさが来た」などに出演し、演技にも定評がある。08年の舞台「焼肉ドラゴン」で演劇賞を総なめにした演出家の鄭義信氏(62)の目に留まり、今回起用された。セリフが全編関西弁、キャストが全員男性という挑戦的な作品で、どんな演技を見せるか注目される。

 桐山にとって時生との共演は今回が初。時生の父・柄本明(70)とは18年に音楽劇「マリウス」で、兄・柄本佑(32)とは「あさが来た」でそれぞれ共演している。「柄本家男性陣との共演がコンプリートになることも、うれしいポイントです」と出演を喜んでいる。

 作品の舞台は戦後の関西の港町。桐山は、愚連隊の元メンバーだったが更生し真面目に働く青年を演じる。「僕にとって初めて尽くしの舞台です。何せ映画ではあのレオナルド・ディカプリオも演じた役。愛に殉じて命を捨てるなんて、エグカッコエエ!」と張り切っている。桐山の相手役で“ヒロイン”を演じる時生は「見た目より内面の美しさが問われる女性なのではないでしょうか」と役柄を分析。「関西弁は桐山さんに教わりながらセリフに忠実に、作品に臨みたいと思います」と意気込んでいる。

 舞台は、東京・Bunkamuraシアターコクーン(20年2月8日~3月4日)、大阪・森ノ宮ピロティホール(3月8~15日)でそれぞれ上演される。

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2019年9月28日のニュース