「なつぞら」最終回 広瀬すず直筆メッセージで感謝「さみしいよー。やだよー」「101作目に続けよ」

[ 2019年9月28日 18:30 ]

連続テレビ小説「なつぞら」最終回。十勝の大草原の丘に立つ(左から)なつ(広瀬すず)優(増田光桜)坂場(中川大志)(C)NHK
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 女優の広瀬すず(21)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)は28日、最終回(第156話)を迎え、完結した。

 広瀬は番組公式ツイッターに直筆のメッセージ。「おわっちゃったー。最後まで応援してくださった方々ありがとうございました!さみしいよー。やだよー。といいたいところですが…朝ドラよ…101作目に続けよ!お世話になりました。なつぞら、大好きです 広瀬」と心境を明かし、感謝した。

 主人公・奥原なつ(広瀬)の戦死した父親役として語りを務めたお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(55)が毎週土曜日の回の最後で必ず言い、ドラマを彩ってきた名フレーズ「来週に続けよ」の最終回版で、この日インターネット上で反響を呼んだ「なつよ、朝ドラよ、101作目に続けよ」を引用した。

 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(52)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けたオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつが、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描いた。

 最終回は嵐の翌日、復旧作業に追われる。荒れ果てた天陽(吉沢亮)の畑で靖枝(大原櫻子)がジャガイモを掘り起こし、なつと泰樹(草刈正雄)も手伝う。照男(清原翔)と砂良(北乃きい)も散らかった小屋で落胆していたが、再び一からやり直すことを決意。一方、麻子(貫地谷しほり)から次回作について電話を受ける坂場(中川大志)。忙しない日常の中、皆が再び自分の道を切り拓いていく…という展開だった。

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2019年9月28日のニュース