「なつぞら」“番長”板橋駿谷「感涙」アイスホッケー・ひがし北海道クレインズの再生に自身重ね

[ 2019年8月31日 20:00 ]

北海道釧路市の日本製紙アイスアリーナで行われたアジアリーグアイスホッケー「ひがし北海道クレインズ(釧路市)―日光アイスバックス(日光市)」戦の試合前にフェイスオフイベントに参加した板橋駿谷(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)の“番長”役でブレイクした俳優の板橋駿谷(35)が8月31日、北海道釧路市の日本製紙アイスアリーナで行われたアジアリーグアイスホッケー「ひがし北海道クレインズ(釧路市)―日光アイスバックス(日光市)」戦の試合前にフェイスオフイベントに参加。ドラマの舞台・北海道を盛り上げようと一役買った。

 日本製紙クレインズの廃部を乗り越え、70周年を迎える2019-2020年シーズン、クラブチームとして生まれ変わった「ひがし北海道クレインズ」のアジアリーグ開幕戦。「フェイスオフ」とはアイスホッケーの試合開始(試合再開)のこと。

 リンクに立った板橋はやや緊張しながらも「70年目の開幕戦というおめでたい席に呼んでいただき、ありがとうございます。盛り上がる準備はできていますか?一緒に盛り上がっていきましょう!」と呼び掛け。1000人を超える観客席からは“番長コール”が沸き起こった。

 この日はNHK釧路・根室管内で試合を生中継。板橋は実況席と応援席からのリポートも行い、初体験となったプロのアイスホッケーの迫力に「ゲーム展開が速く、口を開けて見入ってしまいました」と興奮。クレインズは2―3で敗れたが「再生したクレインズと『なつぞら』出演が起死回生の一発となった役者としての自分が重なった。クレインズのその物語に選手とファンが惹きつけられ、みんなが次に向けて動いていることに感涙しました」と語った。

 また、9月14日に北海道苫小牧市の王子白鳥アイスアリーナで行われるアジアリーグアイスホッケー「王子イーグルス(苫小牧市)―ひがし北海道クレインズ(釧路市)」戦の試合前にフェイスオフイベントに参加する夕見子役・福地桃子(21)に「いつもの桃子ちゃんの素敵さを爆発させて、選手のエネルギーになるフェイスオフをしてほしい」とエールを送った。

 主人公・奥原なつ(広瀬すず)や“番長”らが劇中歌い、話題を呼んだ「FFJ(Future Farmers of Japan=日本学校農業クラブ連盟)の歌」の歌唱動画を視聴者から募集した「みんなでつくる!『FFJの歌』」のミュージックビデオが、道内にとどまらず、9月2日から全国放送されることも決定した。

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2019年8月31日のニュース