「ノーサイド・ゲーム」吉田沙保里さん「セリフがあると大根女優に…」大泉洋がタックル「おきれいな方」

[ 2019年8月11日 12:00 ]

日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」第5話にゲスト出演する吉田沙保里(右は大泉洋)(C)TBS
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 元レスリング世界女王の吉田沙保里さん(36)がTBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」(日曜後9・00)第5話(11日放送)に本人役でゲスト出演。今年1月の引退後初で、2016年リオ五輪以来のシングレット(レスリングのユニホーム)姿になる。

 数々のヒットドラマや映画の原作を生み出してきた作家・池井戸潤氏(56)が書き下ろし、6月13日に刊行されたばかりの同名小説(ダイヤモンド社)を早くも映像化。大手自動車メーカー「トキワ自動車」を舞台に、経営戦略室のエリート社員から一転して府中工場の総務部長に左遷されたサラリーマン・君嶋隼人(大泉洋)が、14億円もの“赤字”を抱えて低迷しているラグビー部「アストロズ」のゼネラルマネジャー(GM)として再起をかける姿を描く。

 第5話は、プラチナリーグ最終戦で激突する王者「サイクロンズ」に対抗すべく、アストロズは技術習得のため、レスリング道場に出稽古。アストロズの巨漢たちがレスリング選手の高速タックルで次々と転がされていく中、なぜか君嶋GMも吉田沙保里にタックルをかけることになり…という展開。

 吉田は「ユニホームを着るのはリオ五輪以来でしたが、楽しく撮影させていただきました。撮影なので全力のタックルではなかったと思いますが、撮影が進むにつれて徐々に大泉さんのタックルに力が入ってきた気がします。撮影前に大泉さんを初めて見た時はか弱そうな印象だったんですが、撮影が終わってみると、一回り大きくなったように見えますね」と感想。

 「ドラマには何度か出演させていただいたことがありますが、レスリング選手の役は初めてだったので快諾させていただきました。こういうシーンを作っていただいて、ありがたいです。これまでレスリング一筋できたので、いろいろな経験をしたいです。が、セリフがあると大根女優になってしまうので…。今回一番救われたのはセリフが少なかったことです」と苦笑いした。

 「監督から『かわいらしさが出ているので、もっと強い感じで』と言われ、自分がNGを出して何度も撮影を繰り返すわけにはいかないと思って頑張りました。力強い私が映っていたらいいなと思いますし、このレスリングのシーンで視聴者の方が盛り上がってくださるといいなと思います」と期待した。

 大泉は「スタッフから『吉田沙保里さんに出演オファーをしています』と聞いて冗談だろうと思っていましたが、まさかご出演いただけるとは思っていませんでした」と驚き。「そんな吉田さんにタックルをする際、アストロズの選手たちから『勝ってくださいGM!』とハッパをかけられて一瞬その気にはなりましたが、勝てるわけがないです!そもそもレスリングをやることになるとは…」とタジタジの様子。

 「今回初めてお会いしましたが、吉田さんはこんなにおきれいな方なんだと思いました。演技に関して監督からいろいろと演出を付けられていましたが、常に落ち着いていらっしゃって何を言われても飲み込みが早く素晴らしかったです。そして吉田さんの動きは、とにかく速い!まるで忍者のようでした。なかなか体験できないことですし、光栄でした」と振り返った。

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2019年8月11日のニュース