後輩芸人が明かす横山たかしさんの思い出…小遣いおねだりに「きれいな服、こうてこい」

[ 2019年8月11日 18:23 ]

前日に続いてラジバンダリ西井(左)と漫才を披露した横山ひろし
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 金ピカ・お坊ちゃまキャラで人気を博し、6月1日に多臓器不全のため70歳で死去した漫才コンビ「横山たかし・ひろし」の横山たかしさんの追悼公演が11日、大阪・心斎橋の「DAIHATSU 心斎橋角座」で10日に続いて行われ、相方・横山ひろし(72)や、親交の深かった先輩・同期・後輩芸人らが出演した。

 「横山たかしの事件簿」として生前のエピソードを語るコーナーでは松竹芸能の後輩かみじょうたけし(41)が「お年玉事件」を披露した。たかしさんには肩を揉んでくれたりした後輩芸人にポチ袋入り1万円をプレゼントする癖があった。そこでかつてコンビを組んだ相方と何種類も服を持って行って「顔を知られてないから」と毎回着替えながら肩を揉んで小遣いをおねだりした。

 3回目、「兄ちゃん、何回きてるんや?」ととがめられた相方は「芸人はきれいな服を着てなアカン。きれいな服、こうてこい」と諭されたと回想した。

 ひろしは前日に続いてたかしさんのモノマネを得意とするピン芸人、ラジバンダリ西井(44)と「横山たかし・ひろし」になり切って漫才を披露した。終了後、MCの「TKO」木本武宏(48)から「これから2人で営業回ったら?」と仕上がりを称賛され、ひろしは「51年やってきた相方は帰ってこない。2人でやるのも供養かな」と“ニューたかし・ひろし”への意欲を示した。

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2019年8月11日のニュース