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藤井聡太七段 初の和服姿もJT杯初戦敗退 5つの初体験に「いい経験ができた」

[ 2019年8月11日 20:11 ]

日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)の1回戦。プロ入りしてから初めて公式戦に和服姿で挑み、三浦弘行九段と対戦した藤井聡太七段
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が11日、福岡市で指された日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)1回戦に登場。三浦弘行九段(45)に180手で敗れたが、プロ入り後初めて和服姿で公式戦に挑み、ファンを魅了した。

 棋界のトップ12人だけしか参戦できない“将棋界のオールスター戦”のJT杯。そんな舞台でも、すでに風格すら感じさせる凜としたたたずまい。会場入りした際、その姿で1700人超の観衆を釘付けにしたが、本人は少しばかり勝手が違ったのかもしれない。

 対局中はいつもより暑く感じるのか水を口にする場面が多く、額からしたたり落ちる汗をタオルでしきりにぬぐった。JT杯参戦に三浦との対戦、九州での公式戦に封じ手まで加えた、1日5つもの“初体験”ずくしだったこともあり、終局後は「きょうは初めてのことばかりで、いい経験ができた」と思わず苦笑した。

 将棋の内容でも、三浦が「もしかしたら、藤井さんがあまり知らない戦法かと」という準備していた攻めに序盤から大苦戦。それでも、簡単に諦めるわけにはいかないとばかりに、最後まで粘りに粘った姿は、夏休みで駆けつけた未来のちびっ子棋士らにも大いに勉強になったはずだ。本人もそのことを意識していたよう。

 最後は力尽きたものの「きょうは本当に多くの方に来ていただきありがとうございました」とファンに素直に感謝。タイトル戦では本年度に獲得できる可能性を残すのは大阪王将杯王将戦のみということもあり、対局スケジュールには余裕が生まれている。単なる1敗を上回るひと夏の経験が、天才棋士の更なる成長を促すはずだ。

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