麗禾ちゃん 四代目ぼたん襲名で堂々あいさつ、「市川家悲願」に海老蔵感激

[ 2019年8月4日 05:30 ]

「市川會 三代襲名披露」で口上を述べた(左から)四代目市川ぼたん、四代目市川翠扇、市川海老蔵、初代市川壽紅
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が家元を務める日本舞踊市川流の「市川會 三代襲名披露」(12日まで)が3日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで開幕した。海老蔵の叔母、二代目市川紅梅(70)改め初代市川寿紅(じゅこう)、妹の三代目市川ぼたん(40)改め四代目市川翠扇(すいせん)、長女の堀越麗禾(れいか)ちゃん(8)改め四代目市川ぼたんが誕生した。

 口上では、四代目ぼたんが「このたび父の勧め、そして皆さまのご賛同を得まして、市川ぼたんの名跡を四代目として相続いたす運びとなりました。一生懸命に務めさせていただきます」と堂々のあいさつ。海老蔵も「市川家にとって三代襲名というのは悲願でございました。父、祖父は早くにこの世を旅立ちまして、なかなか開催できないことでございましたが、叔母、妹、そして娘が三代襲名することは誠にうれしくございます」と語り、約720人の観客から万来の拍手を浴びた。

 海老蔵は晴れ舞台を飾るために口上のほか2演目に出演。長男の堀越勸玄(かんげん)くん(6)も踊りを披露するなど一家総出で三代襲名を彩った。

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2019年8月4日のニュース