クマムシ「あったかいんだからぁ~」で月収800万円も一気に転落…憎悪、嫉妬で解散危機に

[ 2019年7月2日 12:33 ]

「クマムシ」の佐藤大樹(左)と長谷川俊輔
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 お笑いコンビ「クマムシ」の長谷川俊輔(33)と佐藤大樹(31)が1日深夜放送のテレビ朝日「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(月曜深夜0・20)に出演。「あったかいんだからぁ~」のネタで一世を風靡した直後に、不仲による解散の危機があったことを明かした。

 漫才ネタの「あったかいんだからぁ~」がブームとなり、15年2月には同名のタイトルでCDデビュー。各局の音楽番組に出演したほか、年末には日本レコード大賞、NHK紅白歌合戦にも出場するなど一躍人気者となり、最高月収は800万円あったという。

 しかし、当時の長谷川は「こんなに売れる曲を作れる僕って天才かも」とアーティスト気取り。また、同曲の作詞・作曲を「クマムシ」名義にしていたため印税が折半となり、作品制作に携わっていない相方の佐藤までもが勘違いするようになったという。

 長谷川は感謝の言葉もない相方への憎悪を募らせ、その佐藤も周囲にほめられる相方への嫉妬心を抑えきれない。急激にコンビ仲が悪くなる中、ある日、長谷川が、ライブの練習に1時間半遅刻してきた佐藤に平手打ちするなど、怒りを爆発させる事件も。「本気で解散を考えた」と長谷川。不仲で仕事も激減し、「ブームの2年後の2017年、ついに月収9万円」と告白した。

 それでも現在は、石川と富山県にレギュラー番組を1本ずつ持つなど、地道に活動を続けている。この仕事は富山県出身の佐藤が持ってきたものだといい、長谷川は「何もしていないと憎んでいた佐藤のおかげで今仕事をできている」と感謝。「2人じゃないとダメなんだんだなと。コンビを組んでくれてありがとうございました」と思いを伝えると、佐藤は驚きつつも「2人で頑張っていきたい」と応えていた。
 

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2019年7月2日のニュース