テレ朝 吉本興業への損害賠償請求は?「コメントを控えさせていただく」

[ 2019年7月2日 14:47 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の亀山慶二新社長(60)は2日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、お笑い芸人が事務所を通さず仕事をする“闇営業”を詐欺グループや暴力団関係者といった反社会的勢力を相手に行った問題についてに言及した。

 今回の問題では、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)、「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)ら吉本興業の芸人13人ら計15人の芸人が謹慎処分となっている。

 同局では、宮迫がMCを務める雨上がりの冠番組「アメトーーク!」(木曜後11・20)や、亮が出演するロンブーの冠番組「ロンドンハーツ」(火曜後11・20)など、人気番組を抱えている。

 亀山社長は「視聴者の方々、番組を応援いただいている方々に対して大変、ご迷惑とご心配をおかけすることになりまして、大変申し訳なく思っております」と謝罪。「当該出演者に関しましては今後の出演を見合わせることに致しました。収録済みの番組につきましては出演部分をカットするなど、再編集で放送しています」と説明しつつ、「反社会的勢力との接触はあってはならないことであります。所属事務所には、改めてコンプライアンス遵守の徹底を求めているところであります」と見解を示した。

 また、編成担当の西新取締役は「(吉本興業には)ご報告を受けた直後からお願いしております。向こうのほうで事情聴取していろいろと報告を受けるわけですが、その報告時に徹底をお願いした」と説明した。

 吉本興業への損害賠償請求などについて、西取締役は「取り引きに関することなのでこちらではコメントを控えさせていただきます」と語らなかった。

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