里見女流5冠 初の男性棋士4連破 将棋棋聖戦1次予選

[ 2019年6月29日 05:30 ]

大橋貴洸四段(左)に敗れ、感想戦を行う里見香奈女流5冠
Photo By スポニチ

 将棋の第91期棋聖戦1次予選は28日、大阪市の関西将棋会館で指され、女流の第一人者、里見香奈5冠(27)が都成竜馬五段(29)を破り、プロ公式戦で男性棋士に4連勝した。日本将棋連盟によると、女流棋士が男性の棋士(四段以上)に4連勝したのは最多記録。

 続けて行われた対局で大橋貴洸四段(26)には敗れ、記録更新の5連勝はならなかった。対局を終えた里見は「都成五段戦は苦しい将棋だったが、勝ち切れてよかった。(連勝は)特に意識していなかったが、注目してもらえるのはうれしい」と話した。

続きを表示

2019年6月29日のニュース