ピエール瀧被告 ディスカッション治療 一般人の好奇の目に耐え…深い反省の証

[ 2019年6月5日 05:30 ]

東京地裁で初公判が開かれるピエール瀧被告
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 麻薬取締法違反罪に問われているミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(52)の初公判が5日、東京地裁で開かれる。関係者によると、弁護側は事実関係を争わず、同日に結審する見通し。

 瀧被告は現在、薬物依存の治療のため、東京郊外の医療施設に通院している。知人によると、入院ではなく、家族の元から通うのは瀧被告の希望という。薬物更生施設「館山ダルク」の十枝晃太郎代表によると、この施設が専門とするのは「認知行動療法」。自分が依存症だと認めた上で、他の患者とのグループディスカッションなどを通じて薬物依存を克服していく治療法だ。

 初公判で情状証人として出廷するのは、瀧被告の治療に当たる医師。瀧被告が一般人に交じってディスカッションをしている治療の実態を証言するとみられる。薬物事件に詳しいレイ法律事務所の高橋知典弁護士は「芸能人がディスカッションの中で好奇の目に耐え、自身の現状を克明に話すことは深い反省の証として裁判官の心証が良い」と裁判にプラスに働くと語る。

 通院を選んだことについて高橋弁護士は「犯罪に関係しない家族がそばにいることは、被告の更生を助けると評価される」とした。「使用実態を正直に話すことは更生の意思と受け止められる」とも指摘。自宅からの通院と“ディスカッション治療”も合わせてプラスに受け止められる可能性が高い。

 これまでに瀧被告は「20代の頃からコカインや大麻を使っていた」と30年近くにも及ぶ使用歴を供述していた。一般的に長期間の使用は量刑に影響する可能性はあるが、瀧被告の公判では“加点要素”が見受けられることから一般的な初犯の求刑と判決になりそう。高橋弁護士は「求刑は1年6月」とみて、約2週間後の判決は「3年の執行猶予付きが妥当ではないか」と推測した。

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