デーブ・スペクター 川崎殺傷事件に関連し「防犯監視システムが増えていく」

[ 2019年6月2日 12:00 ]

デーブ・スペクター氏
Photo By スポニチ

 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が2日放送のTBS「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に生出演。川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小の児童ら19人が殺傷された事件について言及した。

 海外での対策について「米国でよく見る黄色いスクールバスも安全装備もいっぱいあって、(装備などが)法律で決まっているんですよね」と説明。そして、「今回当てはまるかどうか難しいかもしれない」と断った上で、ロシアが開発した怒りや恐怖などの感情を数値化して検知する防犯監視システム「DEFENDER―X」を紹介し「サミットなどで使っている公の場で怒りの感情などの検知ができ、危険人物まで分かる。監視社会と言われるかもしれないけど、実際に大変な成果がある。非常に効率がいいんでね。今後、こういったものが増えていくと思う」と話した。「爆笑問題」太田光(53)もこのシムテムを「後から見るとボストンマラソンのあのテロも赤く表示されるっていうね」と補足説明した。

 また、メディアアーティストの落合陽一氏(31)は、「今回の場合は10数秒ってことなので、その装置で通報しても間に合わない時間レベルではあるんですけど、こういうシステムは交通インフラで例えば自殺しそうな人がいるとか、万引きを予測するとか、ものすごく使われていくとは思います」と話した。

続きを表示

2019年6月2日のニュース