「ジブリ」鈴木敏夫氏が名作誕生の秘話語る 「トトロがかわいそうになった」

[ 2019年4月29日 10:07 ]

「スタジオジブリ」の鈴木敏夫プロデューサー
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 「スタジオジブリ」の鈴木敏夫プロデューサー(70)が28日、日本テレビ「シューイチ」(日曜前7・30)にVTR出演。名作「となりのトトロ」の誕生秘話について語った。

 この日は、映画監督・宮崎駿氏(78)の素顔や新作長編映画制作の進行状況などについて明かした。

 また、昭和30年代が舞台で、ジブリ不朽の名作「となりのトトロ」についても言及。「すごく思い入れがある」と話した上で「『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』の後、同じようなものを作るのが嫌で『トトロ』を作ろうと宮崎監督に言った」と制作までの流れを回顧した。今でこそ人気を誇る作品だが、「お金を出す人たちがみんな大反対。トトロっていうお化けと子どもたちの交流を描くのは、昭和30年代は貧乏しかいなかったから、みんな嫌がった」と当時の秘話を明かした。続けて、「『トトロ』は映画にするのに一番苦労した作品」と振り返った。

 公開後はなかなかヒットしなかったといい、「普通、アニメーションの公開は春休みとか夏休み。ところが(トトロ)は4月公開。見てくれなかった」と当時の悲痛な思いを口にした。

 「人気が出たのは日本テレビで放映した時。とんでもない視聴率(21.4%)を取っちゃった」と名作になったきっかけを紹介。さらには、「ついでだから言っちゃいますね。日本映画の興行の記録をもつ『千と千尋の神隠し』は(公開)初日に日本全国で42万人の人が来てくれた。『となりのトトロ』は4週間で45万人。1日でクリアしちゃった。本当に頭にきた」と熱弁し、「トトロがかわいそうになった」とユニークに思いを語った。

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