木村拓哉 概念変わった料理を「BISTRO SMAPでパクりました」

[ 2019年3月10日 14:06 ]

木村拓哉
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 俳優の木村拓哉(46)が9日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。TBSドラマ「南極物語」(2011年)での撮影で訪れた北海道・根室での“出会い”を明かした。

 「おいしいものとは?」と聞かれた木村は「食事処というよりは、現場。最前線です。凄い極寒の中でぬくもりを求めて食べるものだったり、味と、気分と思い出が価値がグーンを上がる」と説明。そんな木村が“人生最高の一品”として挙げたのはTBSドラマ「南極物語」(2011年)の撮影で訪れた北海道・根室で食べたという「シカのレバー丼」。

 現地で出会ったハンターの友人から差し入れされたといい、「その場でさばき始めて、“今しか食べられないから”って」とレバーを出されたという。木村は「えっ?と思ったけど、嗅いでも一切臭みもないんです。差し入れだし、今しか食えないものだろうと思っていただいたら、めっちゃくちゃ甘くて。その方が丼にするからって、(丼にしてくれたのを)食べたのがやばかった」としみじみ。現在は75度で1分以上の加熱調理であると注釈があったが、「にんにくみりん醤油で真ん中に白髪ねぎをのせて食べた」と極上の一品を懐かしんだ。

 根室で出会った食べ物として、根室市街のホテルから歩いて10分ほどのところにある洋食屋のボロネーゼも紹介。「そこで食べたミートソースはやばいです。ミートソースの概念が変わりました。普通、ひき肉じゃないですか。お肉がゴロゴロゴロって肉の塊が入っていて、言われてみれば確かにミートソースだよねって。これはおいしかった」と満面の笑み。「味を覚えて帰ろうと思って、後日、収録のあったBISTRO SMAPでパクりました」とフジテレビで放送されていた「SMAP×SMAP」の人気コーナーでその味を再現したことを明かし、驚かせた。

 さらに「凄くうれしかったのが、レジに行こうと思ったら、BISTROのレシピ本が並んでいたんです。(店主が)BISTROを見て『俺、シェフになろう!』って(決めたと話していた)」と木村。店主からの「今もこうやって料理を続けられているのは、影響を受けているおかげかな。感謝してます、とても」というメッセージに、番組MCの「チュートリアル」徳井義実(43)は「シェフが言われることを言われてますよ」とツッコミ。木村も「調理師免許持ってないです」と照れ笑いを浮かべた。

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