霜降り明星・粗品 R―1優勝!M―1に続きVで史上初のグランプリ2冠達成

[ 2019年3月10日 20:56 ]

<R−1ぐらんぷり2019>優勝した霜降り明星の粗品(撮影・島崎忠彦)
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 ピン芸人日本一決定戦「R―1ぐらんぷり2019」決勝が10日行われ、霜降り明星・粗品(26)が優勝し賞金500万円を獲得した。

 粗品は、アマチュアだった高校時代からR―1予選に出場し、11年には準決勝に進出。12年には「オールザッツ漫才」で史上最年少V。プロになってからも13〜17年までR―1準決勝に進出し、昨年初めてR―1決勝進出を果たした。その勢いを買って12月の「M―1グランプリ2018」で日本一。史上初のグランプリ二冠となった。

 決勝は12人がA〜Cの3ブロックに分かれて登場。Aブロックはチョコレートプラネット・松尾(36)、クロスバー直撃・前野悠介(34)、こがけん(40)、セルライトスパ・大須賀(35)。Bブロックはおいでやす小田(40)、霜降り明星・粗品(26)、ルシファー吉岡(39)、復活ステージ2位のマツモトクラブ(42)。Cブロックはだーりんず・松本りんす(41)、河邑ミク(24)、三浦マイルド(41)、復活ステージ1位の岡野陽一(37)といった組み合わせで激突した。

 粗品はブロック戦、ファイナルステージともにイラストを用いたフリップ漫談を披露。M―1でもみせたドスの利いたツッコミが軽快に繰り出されていった。

 粗品はブロック戦で小田と6対6の同点に。点を入れた審査員の数の差で辛くも決勝進出を決めた(粗品4、小田3)。決勝でも粗品は大須賀と7対7の同点となるが、ここでも点を入れた審査員の数で上回り優勝を決めた(粗品5、大須賀3)。

 優勝を手にした粗品は「よしっ」と連呼。何度も挑戦しながらも越えられずにいた「R−1」の壁を乗り越え、最後は清々しい表情を見せていた。

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