新井浩文被告が保釈も姿見せず…東京地検が準抗告も棄却 保釈金500万円

[ 2019年2月27日 21:39 ]

警視庁を出る新井浩文被告を乗せたと思われる車両(撮影・荻原 浩人)
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 強制性交罪で起訴された俳優の新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(40)が27日、勾留先の警視庁本部から保釈された。

 この日、東京地裁が保釈を認める決定をし、新井被告側はすぐに保釈保証金500万円を納付。東京地検は決定を不服として準抗告したが、棄却された。

 起訴状では、昨年7月1日未明、自宅で派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとしている。女性が昨年8月に被害届を提出し、警視庁が、今月1日に逮捕した。

 逮捕直後の取り調べには「頭を押さえつけていない」などと容疑を一部否認。裁判では強制性の有無が争点になるとみられ、同罪は有罪確定の場合、懲役5年以上の実刑判決が下される。

 新井被告が所属していた事務所は今月6日に公式サイトで解雇を発表。被害女性や関係各所へ謝罪し「弊社としても引き続き、誠意を持って対応させていただく所存です」としている。

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