TBS 女子ゴルフ放映権問題めぐり来季大会の放送断念も LPGA側の主張「理解できない」

[ 2019年2月27日 16:41 ]

TBS社屋
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 TBSが27日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行い、佐々木卓社長(58)が女子プロゴルフの放映権問題について「来シーズンに関しては、協議が進まないのであれば放送を断念せざるをえないという状況になる可能性もある」と放送打ち切りも辞さない考えを示した。

 これまで所在が不明瞭だった放映権の帰属を巡って、一括管理を目指すLPGA(日本女子プロゴルフ協会)と長くツアーを支えてきたテレビ局の協議が難航し長期化している。

 佐々木社長はLPGA側の主張を「残念ながら一方的で理解できない」「同じスポーツ団体でもJリーグなどは大会を主催し、リスクを負って興行をしている。大会を主催をしているスポーツ団体が放映権を持つことは当然。(LPGAは)全く状況が違うのに放映権を主張するのは理解に苦しむ」と一刀両断。「選手に迷惑をかけることやファンの方のことも考えて」今季の大会の放送は継続するが、「来シーズンに関しては、このまま協議が進まないのであれば、放送を断念せざるをえないという状況になる可能性もある」と放送を断念する可能性についても言及した。

 同局は3月7日開幕のダイキンオーキッドレディスなどの放送を予定している。

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