紅白歌手別視聴率 トップは“究極の大トリ”サザンの45・3% サブちゃんユーミンとのアドリブ効果

[ 2019年1月5日 05:30 ]

北島三郎(右)と絡み合う桑田佳祐
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 昨年大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」(後7・15〜11・45)の歌手別最高視聴率が“究極の大トリ”を務めた「サザンオールスターズ」の45・3%だったことが4日、分かった。瞬間最高視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は、白組の優勝が決まった午後11時42分の45・5%。

 35年ぶりにNHKホールから紅白に出演したサザン。台本にない桑田佳祐(62)と松任谷由実(64)のコラボレーションが、平成最後の紅白の話題をかっさらった。

 2曲目の「勝手にシンドバッド」で、ホールの空気を一つにするアドリブがさく裂。桑田が「サブちゃーん!」と叫ぶと、ステージ中央に来た北島三郎(82)と「今何時?」と同曲のサビをやりとり。視聴率はどんどんと上昇していった。午後11時36分にユーミンが乱入し、桑田の右頬にキス。桑田が歌う「胸さわぎの腰つき」の歌詞に合わせてユーミンが腰をクネらすと数字はさらに上昇。歌い終わりで桑田が「ユーミンありがとね!サブちゃん最高!」と感謝してステージに倒れた瞬間、再び最高となる45・3%を記録した。

 ≪平成30回…SMAPが歌手別トップ最多8回≫平成30回の歴史の中で、2016年に解散したSMAPが歌手別視聴率トップを最多の8回獲得している。91年に初出場し、15年まで23回出場。03年には「世界に一つだけの花」で初の大トリを務め、57・1%を叩き出した。05〜07年、10〜12年には3年連続で歌手別トップの視聴率を記録。中居正広(46)が司会を6回務めるなど、圧倒的な存在感を見せた。

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