第68期王将戦 久保王将、対戦成績リードも渡辺と1勝差 対抗型で勝負へ

[ 2019年1月5日 10:00 ]

渡辺棋王を迎え撃つ第68期王将戦を前に、インタビューに答える久保王将
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 将棋のタイトル戦、第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負は13日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で第1局が開幕する。3連覇を目指す現保持者の久保利明王将(43)と5期ぶりの復位を狙う挑戦者の渡辺明棋王(34)が、平成最後の7番勝負を行う。

 久保と渡辺の公式戦対戦成績は、久保の通算16勝15敗とほとんど互角。直近の対局は昨年4月9日の竜王戦1組の対局で、久保が勝利している。タイトル戦では11年2〜3月の棋王戦5番勝負で対戦。久保が3勝1敗で挑戦者の渡辺を退け、棋王の座を守った。久保は「基本的には(久保の振り飛車対渡辺の居飛車という)対抗型になりそう」と話した。

 ≪ユニーク写真撮影定着≫王将戦では対局前後のユニークな写真撮影が定着している。久保はゴルフのパッティングに挑戦。長年の趣味だが「王将戦がある年は4月から」と当面封印する。渡辺は応援するプロ野球ヤクルトのマスコット・つば九郎と共演。ぬいぐるみ好きとしても知られており「入団会見みたい」と満面の笑みを浮かべた。

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