「99人の壁」子供解答者の人気と異彩放つ佐藤二朗の“存在感”

[ 2018年12月15日 06:09 ]

フジテレビ「超逆境クイズバトル!!99人の壁」の司会・佐藤二朗
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 定番のクイズ番組でありながら、さまざまな“新しさ”を提供し話題となっているのが、10月にスタートした新番組「超逆境クイズバトル!!99人の壁」(フジテレビ系毎週土曜午後7時)だ。

 まずルール設定が新しい。チャレンジャーの得意分野でクイズに挑戦し、25人→50人→75人→99人と1問正解するごとに増殖していくブロッカーを5問連続で退けると賞金100万円が獲得できるという仕組み。得意分野は「路線図」や「お城」といったクイズにできそうなものから、「偉人のお墓」「表記校正」「山本」など、一体どんな問題が出るのかも想像できない他のクイズ番組ではありえない出題ジャンルなのが斬新だ。

 問題がマニアックになりすぎると難解で視聴者は楽しめなくなってしまうが、その分野において門外漢である99人のブロッカーも答えることができる絶妙な難易度の問題も用意。マニアックなチャレンジャーの凄さを楽しむだけでなく、クイズ番組としてもしっかり成立させている点も画期的といえる。

 解答者が一般参加者で、子供も参戦できるという点も新しい。ゴールデンタイムのクイズ番組で解答者が一般人なのはこの番組のみ。それに加え得意分野に挑戦するという特性から一般の“子供解答者”も登場。その回で挑戦者になれなかった解答者は引き続き出演できることから毎週レギュラーのように顔を見せる小学生もおり、そこがまた既存のクイズ番組にはないところで面白い。

 テレビの視聴状況を独自に調査している「テレビ視聴しつ」(エイト社、東京・対象960人)への視聴者から回答からは「司会者と子ども達のやりとりが面白い!」(19歳女性)、「叶くん(小学生の出場者)が面白い」(29歳女性)、「毎週楽しみ。子供だけの大会が見たい」(30歳女性)など、早くも人気者まで現れ、“子供解答者”に熱い視線が注がれている。

 異彩を放つ司会者・佐藤二朗の存在も大きい。「佐藤二朗の人柄か、クイズの部分以外も楽しんでみています」(42歳女性)、「企画自体も面白いが佐藤さん独特の進行も面白い」(44歳男性)、「子供がこの番組にはまっています。佐藤二朗さんの司会、最高です」(43歳女性)など、バラエティー初MCという49歳の俳優の“独自路線”ぶりが番組の味付けにかなりの面で影響を及ぼしている。

 「テレビ視聴しつ」の月間満足度調査によると10月度の満足度3・91から11月度3・96(5段階評価)と高い水準で上昇。視聴者数は10月から23%アップした。制作側がどこまで想定していたかは分からないが、存在感を増していることは確か。目新しさで進撃しているが、今後はどういう道をたどっていくのか、しばらく毎回のオンエアが楽しみな番組である。

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